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2014年10月01日

世界各地で人気の「ぬいぐるみのお泊まり会」って何だろう?

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ぬいぐるみのお泊まり会」(stuffed animal sleepover または teddy bear sleepover など)について気になったので、調べてみたうえで、ざっとまとめてみました。
初めて聞くと「なにそれ楽しそう」とグッと心を動かされますよね。なんだかとても魅力的です。


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■概要
  • 夜の図書館を使ったイベント
  • 子供ではなく、ぬいぐるみが代わりにお泊り
  • スタッフが写真を撮影、アルバムにして子供に渡す
  • アメリカではすでに2008年にはあったらしい
  • 年々拡大し、特に日本ではここ数年がブーム

子供の想像力をいかに刺激するか、図書館・本をいかに身近に感じてもらうか、というところにポイントがありそうです。

イベントを運営する図書館スタッフには、主に
  • 素敵なシチュエーションを考える力
  • 魅力的な写真を撮る技術
  • 紙面構成能力
が必要になってくると思われます。
(子供を想うハートで十分カバーできそうですけどね。)


国内の図書館において、特に地域活性とセットにした文脈においてとても効果的なイベントだろうと思います。

図書館の電子化とか建替えとかそういう壮大なことに足りないお金を向ける前に、こういう企画でもって地域のコミュニティ・若者の居場所足りえるような図書館を目指すことも可能なのではないかと考えさせられます。

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さて、要点だけ挙げていてもわかりにくいので、詳しくは以下にリンクをまとめておきましたので参考にどうぞ。

■夜の図書館にぬいぐるみがお泊まり 子どもは本好きに お気に入りのぬいぐるみが子どもの代わりに体験する、2週間の特別な日々 - 日経DUAL(2014)

■夜の図書館、ぬいぐるみに魔法 夢与え本好き育てる - 日経MJ・ブームの予感(2013)

■ぬいぐるみの図書館おとまり会を実施している・したことのある図書館 - ヌイグル・ミー(2013)

■イベントが絵本に逆輸入する現象も

■ニュース記事での扱われ方

■図書館による告知ページ・報告ページ

■チラシPDF

■国立国会図書館による充実したまとめ

■カリフォルニアの2012年夏のリスト

■Pinterest


他にも参考になる事例などありましたらコメントいただけると嬉しいです。
(^ω^)

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posted by taichistereo at 12:17 | Comment(0) | ものづくり論
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