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2010年05月08日

ネット選挙に向けて

「ぽりったー」を公開してから1年ほど立ちます。
最近でも

・The Economist さん
・テレビ朝日 さん
・サンデー毎日 さん

などで紹介していただくなど、おかげさまで継続的に運営を続けてこられてます。

Twitterを使う政治家さんも500人近くに増え、
ポジティブな面もネガティブな面も含めインターネットと政治というテーマがいよいよ現実味を帯びてきました。
「ネット選挙解禁」の流れは、ぽりったーを運営している自分としてもひとつの到達点のように思えます。


さて、そんな僕もネット選挙に関連して、いくつかのアクションプランを用意しています。
ぽりったーとダイレクトに関連することも、しないことも。

これは自分にとっての学習のチャンスであり、社会にコミットするチャンスでもあると思っています。
何のための技術か。
何のために人は企画するのか。
何のために人は行動するのか。

幸せとか欲望とかの話ですけど、僕の場合「ぽりったー」を始めてから、私欲というものの位置づけが変わりました。

それまで僕は、私欲公共と相反する、相容れないものだと思っていました。
社会は競争であり、出し抜き・蹴落とし・だまし・裏切るのが個人の営為なのだと。
「世の中のため」なんてことを考えるのは、競争に勝った者の道楽か、競争に参加出来ない者の慰めぐらいに思っていました。
生きていくためには、私欲を満たすことが先にあり、パブリックなんてものは遠いところにあって、もっとあとで考えればいいんだろうと。

でもずっと、例えばコンピューティングの世界の話で言えば、オープンソースというものについて、ずっと畏敬の念を抱いていたことも事実です。すごいなぁ、かっこいいなぁ、ああいうことが出来たらどんなにいいだろう。
でも、オープンソースで食っていくってどうすればいいんだろう?

フリーミアムとかいう言葉がビジネスシーンでよく聞かれるようになりましたが、
僕は実際「FREE」を買って数分間しか読まなかったので良くわかってないかもしれないけど、
私欲が後にあり、パブリックが先にある、という話でしょう?
無料で儲けるみたいな。


僕の場合も、考えてやってきたわけではないのに、なぜかそういう行動になっています。
もちろん「ぽりったー」以降。
ぽりったーというサイトの運営をとおして「公共とは何か」「個人の幸せとは何か」を学びつつあるというわけです。

わがままな僕は、
なんとか自分のやりたいことだけをやって食っていきたいし、
自分(がこうあってほしいと思う世の中)のために行動したい。
この2つが、幸せという漠然としたものに近似している気がする。
少なくとも幸せの下支えになり、継続性を担保するような気はする。

パブリックが先にあり、自我はそのあとにあるべきというのは、
よく考えればすごく当たり前のことです。
「何様のつもりだ」ってよくいうじゃないですか。
金八先生も言っていました。「地球はお前を中心に回ってるんじゃない」ってね。

でもこんな当たり前のことでも、
それなりに頑張って人生を生きてきてると、自分が物語の主役に思えてくるし、自分の物語がどんな映画よりもさいっこうにエキサイティングかつドラマチックに思えてくるものです。

スペクタクルであり、ビルドゥングスロマンであり、ラブストーリーであり、スポ魂であり、サスペンスであり、とにかく全てがつまった物語を青年は生きている。
そんなわけで「自分が頑張らなきゃ」って思いがち。

ただ青年も、年を重ねる毎に、自分のためだけじゃねーなって思いはじめる。
両親の苦労とか、尊敬出来る人生の先輩なんかを発見し、しかも彼らと同じ土俵の上で生きている訳だからね。


個人的な話をします。
いろいろな事情があって、まず僕は「人のために」生きることになった。
24か25の時にそういう生き方を選ばざるを得なくなって、のんきに恋愛とか旅行とかしてる同い年の人達のことが心底うらやましかったものです。自分の境遇を呪った気もします。

それで4、5年頑張ってきて、それなりに腕に自信もついてきたころ、またいろいろあって「人のために」生きてきて本当にバカらしかった、と思い知らされた。
誰も分かってくれないどころか、裏切られるわ文句言われるわ、要するに人間はひとりひとりとことん身勝手なのだなぁと悲嘆。
人生とは私欲の調整なのでしょうか?いいとこ「Win-Win」とかそんな言葉なのか?

で、自分のために生きなきゃなぁと考える様になったのがついこないだなわけだけど、とはいえ 人からお金をもらわなきゃ生きていかないわけで、誰かのために何かしてあげないと生きていけない。
経済とは贈与と交換なのです。民。
それで試行錯誤した結果、オープンかつフリーな行動モデルがいいんではないのと思うようになりました。
公共の利益の先に自分の利益を見出せる、と強く思っています。


「ぽりったー」を完全にオープンなものにするのには、これまで大変時間がかかっています。
これにもいろいろ理由があります。
端的に言うと、「ぽりったー」的な分野の存在にみんなあまり気付いてくれなかったんだよね。
スキマでありニッチであり、しかし広大なブルーオーシャンなんですけどね。

しかしやっと徐々に理解者が現れてくれて、
数ヶ月かかってようやくプロジェクトっぽくなってきました。
これから急展開していけると思います。


インターネット、政治、選挙、公共空間、自由、人の幸せ、そういうものをテーマにしたプロジェクトを、理念先行ではなく現実的なビジネスとして展開していこうと考えています。
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posted by taichistereo at 16:57 | Comment(0) | 「Twitterと政治」
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