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2010年05月29日

「職人なう」オープンしました

これから一週間の間に、新しいサイトを立て続けに3つほどオープンします!

今日オープンしたのはこちら。

shokunin.png
上野浅草「職人なう」
http://shokunin-monogatari.com/

「職人なう」は、『日本が誇る職人さんたちの「なう」がわかる縦書きサイト』です。


台東区伝統工芸振興会さん(浅草の職人さんらの自治組織)からのご依頼で、コエカタマリンがディレクション・開発・デザインのすべてを担当しました。
ツイッターなどソーシャルサービスを利用して情報発信をしていくための、受け皿となるポータルサイトを作りたいとのご相談を受けました。

日本の職人ここにあり、ということをアピールしていかれるとのこと。
日本国内だけでなく世界的に見ても 社会的・文化的な意義のあるテーマなので、喜んで引き受けました。

手始めに、「ぽりったー」のシステムを使って、職人さん達のツイートをまとめたいというお話でしたので「じゃあ縦書きにしましょうか!」と提案しました。
今後も、動画や写真などどんどん拡張されていくと思います。


技術的には、前述のとおり「ぽりったー」のフレームワーク「ChorusBoard」をベースにしています。
「ChorusBoard」を使って作っているサイトの一覧は コエカタマリン ついったー部 にまとめてあります。


縦書き表示には、独自の描画ライブラリを開発しました。サーバー側で動くPHPクラスです。
画像として出力しています。どうしても描画が遅くなってしまいますが、かわりに好きなフォントを自由に出力できます。
HTML5/CSS3のマークアップ〜レンダリング環境が整えばこのような実装は不要なのですが、どちらも仕様がまだ策定され終わっていません。それは何年も先のことになるでしょう。

選択肢としては
  • HTML5/CSS3
  • Flash/Flex
  • 画像出力
の3つ考えられます。上から順に「スマート」な実装です。
今回の画像出力という方法は最もスマートはない選択肢ということです。

ですが、
HTML5は前述のとおり現在はクロスブラウザをターゲットにした実装/閲覧はともに不可能。
Flash/Flexであれば問題は無いのですが、FlashPlayerプラグインがインストールされていない iPhone / iPad / iPod touch のような端末では閲覧出来ません。

職人さん側と相談の結果、
  • Twitter関連のサイトなのにiPhoneで見られないのはあまりにも勿体ない
  • さりとて縦書きというアイデアは是非実現したい
ということで、レンダリング時間に問題はあるものの画像出力の方法を選択しました。


職人さんの名前やアイコン(サムネイル)をクリックした時に出てくるポップアップには、
「SexyLightBox」という、ちょっと気の利いたLightBoxを使用しています。

SexyLightBox

Sexy Lightbox 2.1は Lightbox のように画像を表示する MooTools のプラグインです。
Lightboxとの大きな違いは、表示方法がSexyなこと。画像枠もLightboxのように角張ってなく、角丸です。

縦書きにすると、文字組としては、右上から始まります。ページ全体も右上が基点となるのが自然です。

この上野浅草「職人なう」は「ぽりったー」同様、水平方向のスクロールが必要な横長のページになっています。とすればサイトタイトルの位置は、
  • 左上などに常に固定
  • 右上に表示
のいずれかにするべきでしょう。

職人さん側からはとにかく「一覧性が高いこと」を重視する様に依頼されていましたので、位置固定したタイトルロゴが常に見えているよりは、右上に配置しようと考えました。
その周辺の空きスペースに、メニュー項目等を配置することもできます(現在はまだありませんが)。

何より、右上にサイトロゴがあるほうが、このサイトのコンセプトが伝わりやすいはずです。
良い意味での「違和感」の演出です。


サイトロゴを右上にし、ページ全体を右上基点にするということは、ブラウザも右上から表示してほしいものです。
このため、Javascriptでページレンダリング完了後(<body onLoad="">)のトリガで強制定期にページスクロールさせています。


以上で技術的な説明は終わりです。

こんな斬新(画期的、ヘンテコともいう)なサイトでも、割とシンプルな方針で実装されています。
つまり、わりと低コストで開発されています。ここ重要!


Twitterの利用ももちろん無料ですよね。
クライアントもいっぱいあって、それぞれの職人さんはすごく更新しやすい。
みんながそれほど頻繁に更新しなくても、「職人なう」全体は各人の更新頻度が合算されてかなりダイナミックに更新されているサイトということになります。

写真はFlickrやTwitPic、動画はYouTubeやUstream。サーバーを除くインフラのすべてが無料でまかわれています。
ソーシャルを援用すればこんなことが可能になるのです。

さらに一歩踏み込んで言えば、
真にソーシャルが全面的に活用される様になれば、従来的な「ウェブサイト」というものの存在そのものが役割を失っているでしょう。
「ホームページ」として独自ドメインが必要なのではなく、ソーシャル上の個を確立する「識別子」のほうがずっと重要なのだと思います。

では「職人なう」は何の為のサイトか?
このサイトは、個が形成しているシーンをとりまとめたものであり、集団を指し示すものであり、ウェブにおける水先案内の役割を果たすと思います。
政治における「ぽりったー」の役割も同様です。


職人なう」は、Twitterだけでなく「職人ものがたり」という総合的なソーシャルメディアポータルを志向するプロジェクトの一部であり、その第一弾です。

今後の展開に是非ご期待下さい!
私自身も及ばずながらお手伝いして参りたいと考えています。

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posted by taichistereo at 19:27 | Comment(0) | 「Twitterと政治」
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