Windows環境下での方法は色々なブログで紹介されていますが、
Mac OSX環境についてはあまり情報が充実していません。
まず、あなたの手元に
- CDImage.wav.cue
- CDImage.wav
- CDImage.ape.cue
- CDImage.ape
Windowsと同様、OS X でもフリーのデコードツールが公開されています。
■ XLD(X Lossless Decorder)
http://tmkk.undo.jp/xld/
tmkkさんという日本人の方が開発されています。この他にも様々なツールが公開されているので、トップページもきちんと見てあげましょう。
(2013/01/13追記:サイトが移転していました http://tmkk.undo.jp/ )
X Lossless Decoder(以下XLD)は、様々なロスレス(可逆)圧縮ファイルをデコード/変換/再生可能なMac OS X用のツールです。OSX 10.3以降で動作します。cueシートを用いてデコード時に複数のトラックに分割する事もできます。
ユニバーサルバイナリですので、PPC MacとIntel Macの両方でネイティブに動作します。
開発者さんに感謝しつつ、このXLDというソフトをダウンロードし、インストールします。
XLDを起動すると、何もウィンドウは表示されませんが、メニューバーからすべての機能にアクセスできるので安心してください。
■ XLDの環境設定
まずはじめて起動した場合は、
変換(デコード)する形式などの設定を済ませておきましょう。
メニューバーの「XLD」メニューから、「環境設定」を選択します。
「一般」タブに「出力フォーマット」に関する設定項目があるので、そこをお好みに応じて設定します。
iTunesで再生するのが目的であれば「LAME MP3」か「MPEG-4 AAC」です。「オプション」ボタンから、ビットレート等を設定することも忘れずに。
■ いよいよデコード
メニューバーの「ファイル」メニューから「開く」コマンドを選択します。すると、ファイル選択ダイアログが表示されます。
そこで目的の「.cue」シートファイルを選択しましょう。
cueシートが読み込まれると、変換するファイルのタグ(メタデータ)が表示されます。
これがmp3やm4a(mp4)のタグ情報となります。
ここで「デコード」ボタンを押せば、処理の進行を示すウィンドウが表示されるので、コーヒーでも飲みながら待ちましょう。
しばらく待てば、さきほど選択した「.cue」シートファイルと同じフォルダ階層にmp3/m4aファイルが生成されています。
デコード成功です!(^ω^)
■ タグ(メタデータ)の編集について
cueシート読み込み時に表示されたタグに間違いや文字化けがあった場合は、
- ファイル生成後にiTunesで修正する
- ファイル生成後にタグ編集ツールで修正する
- cueシートをテキストエディタで修正してから、再度cueシートを読み込ませる
Have fun! (・ω・)ノシ
■ この他のMac関連TIPS
で .apeファイルをmp3に変換できました。
この形式だけはD&Dに対応していないので
ファイル→開く→ファイルを指定
の作業が必要ですがうまくいきました。
既にご存知でしたら申し訳ございません。
それでは失礼いたします。