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2007年07月29日

CIサイトのトップページにブログを組み込む

「CIサイト」とは企業や団体などのアイデンティティサイトのことで、法人企業の公式サイトなどのように<コーポレート・アイデンティティ>を伝達・紹介する目的をもったWebサイトのことです。


「コエカタマリン公式サイト」では、トップページの下側にブログ形式で最新情報を掲載しています。

コエカタマリン公式サイト

企業や団体のサイト(CIサイト)としてはなかなか思い切ったレイアウトだと思いますが、プランニング時点では前例として「songbird」プロジェクトのサイトがありました。
“黒いiTunes”ことオープンなメディアプレイヤー「songbird」ですが、あまりメジャーにはなっていないようですね。。。

Songbirdnest.com | Songbird Media Player

このように「CIサイトのトップページをブログにする」という考え方は、いろいろな面でなかなかいけてるアイデアだと思います。


具体的なメリットと 実際に展開できそうなケースについて、以下のように考えられます。
まず、ブログの記事として想定しているのは、CIサイトの主体たる企業・団体・プロジェクトチームの ニュース、最新情報、リリース情報などのコンテンツです。

そもそもCIサイトにおいて核になるのは
  • 事業内容などの紹介
  • 連絡先の明示
といったところになると考えられます。
これらは要するに企業・団体と顧客(B2B/B2Cに関わらず)とを結ぶためのひとつの窓口としての機能です。

企業・団体活動の窓口であるならば、わりと軽視されがち(?)な「最新情報」こそが実はCIサイトのメインコンテンツだとも言えます。

この他に、活動内容や他ドメインとの関係によっては、CIサイトに既存顧客サポートのためのコンテンツが設置されることになりますが、この場合も「最新情報」がサポートコンテンツのもっともベーシックな要素になるでしょう。


さて、「CIサイトのトップページをブログにする」ということは、要するにCMS(コンテンツ管理システム)を導入する、ということです。

それなりの規模の企業でもない限り、CIサイトというのはCMSを使わなくても作れてしまうものです。
実際「コエカタマリン公式サイト」の場合も、本来CMSが必要になるほどコンテンツ数・ページ数もありませんし、活動内容や連絡先を更新する頻度もたかが知れています。

ですが「最新情報」に限定して考えてみれば、CMSによるコンテンツ管理は非常に強力です。
そこで、既存のCIサイトの拡張や非プログラマーがCIサイトを構築する場合に良さそうなのが、「トップページにブログウェアを織り込む」という選択肢です。
言うまでもなく、ブログウェアもCMSの一種であります。


たとえばブログウェアとしてSEO効果に定評のあるMT(MovableType)などを使えば、サーチエンジンフレンドリーなHTMLコーディングを容易に手に入れられます。

また、RSS配信やトラックバックなどによる被リンク数の向上も見込めます。
これは「CIサイトのトップページへの被リンク数」であることがポイントであります。
配信中のRSSは一種のサイトマップページやsitemap.xmlのような役割も果たします。

ブログウェアを使用しなかった場合に比べて、専用ページを設けずに過去ログを公開できるのもメリットです。
記事(エントリ)として作成・公開した最新情報の数だけ、自動的にページ数が増えていきます。

当然ブログウェアには管理側インターフェイスもセットで用意されているので、これで最新情報の管理はとっても簡単になります。
更新時に更新Pingが打てることも見逃せません。

ブログウェアは導入が簡単な一方で、見た目がわりと画一的でいわゆる「ブログにしか見えない」というのが欠点といえば欠点ですが、CSSレイアウトを凝れば独自の外観を得ることもできます。
また「どこからどう見てもブログ」というのもユーザーにとっては慣れ親しんだインターフェイスであると割り切って考えることもできます。


では実際に「コエカタマリン」のCIサイトトップページをブログにしてみたことがプラスになったと言えるのか?

実数をもって比較することはできませんが、ブログにしてなかったらこんなに定常的なアクセスは得られていなかっただろうなと思っています。

「コエカタマリン」は“制作ユニット”なんて言っても現時点で別に法人企業でもなんでもなく、ただの“任意団体“なわけです。サービスを運営しているサイトはすべて別のドメインにあるので、「コエカタマリン公式サイト」自体のコンテンツとしては通り一遍のCI的なコンテンツと、最新情報だけということになります。
まだ大した実績もないので、当然サイトへのアクセスなんてたかが知れていると想像できます。

それでもトップページ=ブログであることで、それなりにネットユーザーの目、サーチエンジンの目に触れられるようになっており、ページランクが向上しやすくなったとは言えると思います。


前述のとおり、この考え方は
  • 既存のCIサイトを拡張する場合
  • 非プログラマーがCIサイトを構築する場合
  • 中小規模のCIサイト構築
  • SOHOビジネスのアイデンティティサイト構築
などにとても有効な選択肢だと言えると思います。

逆に考えれば、ブログをCIサイト化していくという発想もあるかもしれません。
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posted by taichistereo at 21:26 | Comment(0) | WEBディレクション
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