http://www2.biglobe.ne.jp/~sota/
ソフトに添付されたリリース履歴ドキュメントによると、
・平田豊さんがnakkaさんのライブラリを使って、OLEドラッグ&ドロップを実装
してくださいました。FFFTPからエクスプローラなどへのドラッグ&ドロップが
できるようになりました。
・平田豊さんが、ホスト上でのファイルの移動を実装してくださいました。
ホスト側にあるファイルを、子フォルダに移動させることができます。
とのこと。
ちなみに上記に名前が出ている「平田豊さん」なる人物はITmediaで記事を書いていて、UTF-8対応のTeraTermをリリースされている方だそうです。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%ca%bf%c5%c4%cb%ad
さて、久しく大きな変化がなかった定番ソフトなだけに、このバージョンアップは目を引きます。
これって、一見地味だけれど、日常的にFFFTPを使っている人間にとっては「とうとうきたッ!」って感じの新機能です。
今までも、できないと分かっていながらもついついFFFTPからファイルをデスクトップなんかにドラッグアンドドロップして「あーそうそう、できなかったんだよね」って同じ発見を繰り返す、ってことが月に一度はありました(学習障害の疑い?)。
ホスト上でのファイル移動も、年に一度はやってしまってます。
僕だけじゃなく、なんでできーねーのかなぁ、と思ってる人はそれなりに多かったと思うのですが、さりとてWinSCPを日常的に使うのは何となくちょっと思い気がしたり、文字コードとか拡張子ルール、パーミッション変更なんかの設定もFFFTPのインターフェイスがいちばんしっくりくるというんやないでしょうか。
そもそも、FFFTPとともにインターネット時代を歩んできたような感覚すら僕にはあります。
そんなFFFTPでやっと、地味だけれど欲しかった機能が。。。
ちょっとうれしい話でした。
しかしこれだけみんなに使われるソフトを個人で抱えている、というのはどういう感覚なんだろうか。。。
長いスパンのことなので悪く言えばルーティン化した義務感のようなものももちろんあるんだろうけど、世間に与える影響を考えたら責任や使命感なども感じてらっしゃることでしょうね。
いやそんなことよりも、社会にコミットしている感覚や充実感がリアルにあるんだろうな。
面白い経験だろうなー
FFFTPは実はBSDライセンスに基づくオープンソースソフトウェアなので、多数の方のコードが含まれていますね。
一人だけで無償でやっていくのは、オープンソースでなければ、モチベーション維持も大変です。