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2007年12月16日

フリーランスの焦り

だれでもみんなそうだよ、ということは置いておいて
(よくわからないので)、
自分に関してだけ言うと、
僕は良く焦ります。

持って生まれた性格というのもあるだろうし、
安定しないフリーランスという身分によって「マイペース」が脅かされるということもあるように思います。

いくつかのスキルをあわせもっていると
それなりに重宝がられますが、
スキルが豊富だからと言って個別の報酬が倍々になるかというともちろんそんなこともなく、
受け取るモノは、生み出し得た成果に対してのみ。

そういう意味では自分の身体はひとつであって、始終
すべてのスキルをフル活用できているわけでもありません。

でもスキルが広範囲にわたっているために
食いっぱぐれずに済んでいるとだけは言えます。
(みなさまありがとうございます。)


こないだ久しぶりに、自分の中のCGアニメーションのスキルを
すこし発揮する機会がありまして、
「このスキルはずっと眠らせていたなぁ」
「腐らせてしまわないように日に当てないと」
などと思いました。

個別のスキルのうち、いくつかのスキルはそのうち
アップデートが効かなくなってくるでしょう。
つまり、若くて新しい人たちが専業して発揮するスキルに、太刀打ちできなくなるという可能性です。

一方、新しく身につけていくスキル、
すでにあるスキルのうえに積み上げてゆくスキルというのもあります。
このへんは僕の場合、ActionScriptまわりで実感することが多いです。
ActionScript2.0から3.0へというのもそうだし、1.0をしっていたからliteにも壁はほとんど感じませんでした。
もともとActionScriptに抵抗がなかったのも、同じくMacromedia製品でタイムラインベースのDirector/Lingo(笑)に通じていたからだと思いますし、タイムラインに抵抗がなかったのは映画志望の学生時代やテレビ局時代のビデオ技術のおかげだとも思います。


今またプログラミングにおけるオブジェクト指向を身につけていく過程において、
これからのITでの仕事にいっそう道が開けた気がしています。


また他にも大切なことは、
複合的で全方位的な視点による恩恵というのもあるはずで、
技術や経験に裏打ちされたプロジェクトマネージメント、ディレクション、企画という面では
今まで行ってきている仕事の全てが役に立つと信じています。


「自分をアップデートしていく」というのは、すべてのIT技術者、すべてのビジネスマン、すべての大人にとって
切実な問題だと思います。
守ってくれる組織のないフリーランスにとっては、尚更。

「焦り」というのはスピード感の問題です。
どんなスピードで歩いていくべきなのか??

自分の歩むスピードが落ちていることに気付くことができなければ、
ビジネスから淘汰されてしまう。

逆に焦りすぎると、足がもつれたり、足下をすくわれたり、大切なことのプライオリティがわからなくなってしまったりします。

歩みを進める原動力にもなれば、
一方ではそれだけでは歩き続けられない。

ということは「何事もバランスだよね」という結論に至るわけですが、
んなことは誰でもわかってらぃ!!

でもそれがむずかしい。

いきなり骨折したり、
いきなり風邪引いたり、
がんばってもうまくいかなかったり、
ちっともわかってもらえなかったり、
思いもよらないところで傷ついてしまったり、
いろいろあるからなぁ。。。


でも今年わかったことがひとつだけあります。

「歩き続けることは大切だ」ってことです。

人生は短いし、花の命は短いけれど、
今だけでなく、長く歩き続けられることがものすごく大切なのだと気付きました。

文字通り歩けなくなってしまったり、
自分の想いが通じなかったりしたことで、
やっと気付いたという。。。
ちょっと遅いぐらいだが、まぁいい!

正直、瞬発力に欠けては誰にも負けない自信がありました。
それで切り抜けてきたし、それだけだという感じもします。

いわば瞬間的なモチベーションを異常に高く上げられるので、
特にシングルタスクにおいて成果を出しやすかった。

でもね、
長く歩き続けられないと、
自分にとって大切なもの、
自分の大切なこと、
自分にとって大切な人たち、
のことを守り続けてあげられない
んだと今では思います。


僕は人を幸せにするために仕事をしています。

仕事をするということの本質は、突き詰めればこれしかないとおもいます。

人を幸せにするためには、
今がんばるだけではだめなのです。

今から、明日も、ずーっと、がんばらなきゃいけないのです。


これはモチベーションに関する、僕なりの新しいフェーズです。

企業内で仕事を全うする多くの「サラリーマン」のみなさんにとっては
まず「長く続ける」ことが先にあって、
それから「密度を高める」「自分を高める」というのが普通なのでしょうが、

ぼくはジョブホッパーとして余計な苦労をしながらもキャリアを積み上げてきて
割と早い段階からフリーになったので、
この順序がもしかしたら逆なのかも知れません。
集団への帰属意識なしに自分のスキルだけに注目してきて、
それからようやく瞬発力だけではだめなのだと気付きました。

そう考えると、曲がりなりにも
今こうして普通に仕事を認められながら生きてこれていることが
ものすごく幸せのような気がしてきました!!


そんで、もっと自分を自由に、
人を幸せにして自分を幸せにしていける仕事をするには
やっぱり自分に素直に、
そして人の痛みをわかってあげられるようになるしかないですね!!


やっぱり人と人、
気持ちの問題です!!
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posted by taichistereo at 19:53 | Comment(0) | ビジョン
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