2015年06月17日

30分でできる!パスワード使い回しをやめる簡単な方法

username-and-password-shutterstock.jpg

個人や会社内でのセキュリティ対策として「パスワードの使い回しを止めましょう」とはよく言われることです。

近頃はブラウザでパスワードを覚えてくれる機能が使いやすくなってきたり、パスワード管理ソフトが普及してきたことから、パスワードをひとつひとつ覚えておいたり、紙に書いておいたりする必要はなくなってきました。
Google ChromeやFirefox、Safariでは複数のコンピュータ・スマホ・タブレットを使用していてもアカウントでログインすることでパスワードなどの入力情報が一元管理されるようになっていて、本当に便利です。
気合を入れて頑張らなくても、パスワードの使い回しから脱出しやすくなっているというのが事実です。

だけど、それでも!
こんなに便利になっても、それでも「パスワードを使い分けるのが面倒くさい」という人はいっぱいいるはずです。

そこで、パスワードの使い回しをやめるもっとも簡単な方法の紹介です。

それは、これまで使いまわしていたパスワードの後ろとか頭とかに、ログイン先のサービス名・アプリ名などをひっつけるというものです。

例えば、パスワードとして「password」という文字列をいろんなところで使いまわしているとします。
このパスワードひとつだけは覚えているという前提で、使い回しを止めるには?
YouTubeの場合は、

  • password-YouTube
  • passwordYT
  • YT!password
  • password+youtube
  • password_youtube
  • password_2015_YT

といった具合に、ログイン対象の名称をパスワードに付け加える(含める)のです。

上記の例で言えば、yahooの場合は
password_Yahoo

Facebookの場合は
password_Facebook

のようにすれば、自分ではすべて覚えいて入力しやすいけれども、決して使い回しではないという状態になりますよね!
この調子で、すべての使い回しパスワードを変更してしまえばいいのです。

セキュリティ対策としては邪道かもしれませんが、妥協案としては大いに検討の余地ありだと思います。

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posted by taichistereo at 09:00 | Comment(0) | セキュリティ
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